2024.09.20
生成AIが普及しつつある現代社会ですが、私たち人間はそんなAIが出した答えに対し、評価する力や必要なものを見極める力が求められる、と言われています。
その素養をを身に付けるために、美術品を鑑賞することは有効な手段のひとつなのだそうです。作品を見て、自分の直感や自分なりの視点・解釈を持ち、様々な考え方や価値観に触れる。そんな自分自身の感性や考える力を高める場所として、美術館は今後ますます利用価値が高まることでしょう。
北海道にも道立の施設として、近代美術館、三岸好太郎美術館、旭川美術館、函館美術館、帯広美術館、釧路芸術館がありますが、展示等を通して多くの方が継続してご利用いただくためにも、コレクションを一層豊かなものにすることが不可欠です。
そこで今年2024年6月から、皆さんの寄附で道立美術館の美術品購入を応援していただくための制度「北海道美術品購入サポーター制度」が始まりました。この寄附金は、個人の方であれば「ふるさと納税」制度による税額控除を利用できる、といううれしい仕組みなのです。(企業団体の場合、寄附金の全額が損金算入可能。道外に本社機能を置く企業は、一定条件のもと地方創生応援税制(「企業版ふるさと納税」) を活用可能です。)
また希望者には、北海道美術品購入サポーターカードの発行(上記の画像6種のうちいずれか)や、展覧会のフライヤー等広報物・今後のスケジュール、寄附金で購入した作品の案内、美術館のパネルに寄附者氏名を掲示、なども実施します。