2024.09.03
10代の若者を主人公にした「少女小説」「青春小説」と呼ばれる分野で、数々の作品を残した岩見沢市出身の作家・氷室冴子。 2008年、がんのために 51 歳で亡くなった彼女ですが、その作品は今も多くの読者に愛され続けています。
この作品世界を多彩な資料とともに紹介する「特別展 氷室冴子の世界 ふくれっつらのヒロインたち」が、今週末2024年9月7日(土)から、北海道立文学館 特別展示室で開催されます。
この開催に合わせ、 2023 年に放送したNHK番組「没後 15 年 氷室冴子をリレーする」が、2024年9月15日(日)にアンコール放送することが決まりました。
社会やルールの枠を超えて躍動する主人公たちの姿に、多くの若者が「自由」を受け取り、その精神はいまもリレーされ、息づいています。そんな作品の数々が放つ力と彼女の人生をたどってみてはいかが。