2019.07.22
今回の特集は「おさかなツーリズム」。
北海道命名150年で知られる松浦武四郎の 「新板 蝦夷土産道中 寿五六」の絵柄にヒントを得ました。
土産とは、旅行先で買った記念品、というより、土地の産品の意味なんだとか。
海岸線を巡るスゴロクなので、魚が多く扱われるのは当然といえば当然ですが、 現代なら、旅行エッセイストのゆるかわ系イラストスゴロクと言うべきか、 なんだか楽しそうな、思わず現地に行きたくなるスゴロクです。
中でも今の地域ブランド品と同じ、厚岸のカキ、岩内のタラ、三石昆布などの登場には、150年前と魚を通じたつながりを感じられます。
次の150年後、誰かがJP01を見て、「未曽有の転換期」を生きようとする 僕らの時代に思いを馳せてくれるとうれしいです。