熟練の技が生み出すこだわりの地元愛(スイーツ)
「蕨岱」という地名になる程、石狩川支流の篠津川原野に繁茂するわらび。銘菓「えぞわらび餅」は、社長藤澤康一さんのそんな原風景を元に生まれた。
食感は、わらび粉にもち米を加えることで、通常の柔らかいわらび餅よりモチっとさせ、くるみの歯ざわりがアクセントになっている。仕上げにまぶした当別産黒千石きなこが、香ばしい。
1984(昭和60)年第20回全国菓子大博覧会では総裁賞を受賞。
創業92年という同店は、町の各種行事や冠婚葬祭に欠かせない菓子店として地域に愛されている。そんな地元をもっと盛り上げようと、当別町にちなんだオリジナル和洋菓子も他にも多数販売。さらなる新商品誕生への意欲も高まっている。