親子丼の枠を超えた別皿親子丼
「こだわり」のあるお店は数多くあれど、すべてにおいて強いこだわりを持つお店が、ここ「忍庵本店」。北海道では珍しい、玉子丼と別皿の炭火焼チキンからなる親子丼専門店だ。
こだわりの1つ目は、炭。鶏肉をより香ばしく焼き上げるため、和歌山県産の紀州備長炭を使用。家元から直接仕入れる徹底ぶりだ。
2つ目は、卵。ふわりとした口触りが魅力の七飯町・門脇ファームの自然養鶏卵をはじめ、価格によって使う卵を変えており、特別感を高めてくれる。
3つ目となるお米は雨竜町産のななつぼし、4つ目の鶏肉はその日の朝にさばいた新鮮な国産ものだ。
それだけに留まらず、みりん、味噌、醤油といった調味料も食材に一番合うものを日本各地からお取り寄せ。さらには添え物に、徳島産無農薬ゆず+自家農園で育てた唐辛子からなるゆず胡椒と、国産のノーワックスレモンをセレクト。
途中で数を数え忘れてしまうほど、日本の最高級がこれでもかと凝縮されている。これまで知っていた親子丼の概念を覆すこと請け合いだ。