徒然に 272
連休に入りましたが、良いお天気が続いているのでお出かけ気分になりますね。
少し嬉しいことがありました。
キノはこの連休の始まりから座席が1/2定員制が解除されました。
マスクの着用はもちろんですが、飲物だけはOKとの条件ですので、...
上映中もマスクはしっかりと、飲物を飲むときはそっとマスクを外して飲んだらすぐにマスクをして
、お客様との会話は上映のあとで、体調が不安のときはお家でゆっくり休養をする、そんな約束事を守りながら、
みんなで安心して映画を楽しんでいけるようにと思っています。
6月1日の再開依頼、場内の椅子には間隔を開けて椅子の背には黒い布がかかっていたのですが、その黒い布が一斉にはずされて各スクリーンの赤い椅子と青紫の椅子がきれいに並んでいる光景は美しく、ようやくここまでこれた、そんな嬉しさがありました。
もちろんこれからもお客様と一緒に協力しあって乗り越えていかなければなりませんが、
一つ一つ解決していければと思います。
もう一つ嬉しいニュースを。只今上映中の「パヴァロッティ 太陽のテノール」でも
三大テノールの素晴らしいコンサートシーンがでてきますが、
2021年新春には「蘇る三大テノール 永遠の歌声」の上映が急遽決まりました。
音楽とサッカーを愛するオペラ歌手ルチアーノ・パヴァロッティ、プラシド・ドミンゴ、そしてホセ・カラーレスが“三大テノール”として活躍を始めたのは、1990年のイタリア、ワールド・サッカーの前夜祭として開催されたローマのカラカラ浴場の伝説のコンサートからでした。
それから30年、未公開映像初公開、日程はただ今調整中ですが、新春にはぴったりの晴れやかさです。
秋にはイル・ヴォーロの歌声が再び。
昨年上映した三大テノールに捧げられたコンサートは皆さん大絶賛で、リピータの方も多かったですが、今回のイル・ヴォーロはデビューから10年、世界遺産のマテーラでのライブです。
全てパヴァロッティからはじまってつながっていくようです。
いつも楽しくご機嫌で、ありのままに生きたパヴァロッティ、
しかし陽気さの陰で苦悩する日々もありました、
そんなときにU2のボノが
「彼が偉大なのは 犯した過ちや 希望や欲望、
人生のすべてを歌にぶつけているからだ」と語りました。
二人の出会いは場内から笑いが出るほどユニークでしたが、二人のアーティストは心の核のところでつながっていて、
「僕たちは親友になった」と―
おばあさまお二人が「何度観ても涙が出てきて・・」とおっしゃっていましたが
歌声、音楽の素晴らしさだけでなく、人間のもつあたたかさ、豊かさに強く惹かれるからなのでしょう。
まさに芸術の秋のはじまりです。
「マイバッハ 不屈のピアニスト」もスタートしましたよ。